うちではもっぱらDVDプレイヤーと化しているPlayStation2ですが、今日発表になった新型SCPH-30000は、海外向けと同じく、本体の後ろに拡張ベイを取り付けたもの。今までの国内版は、PCカードのスロットが付いていて、そこに挿したPCカードからケーブルを延ばして外部拡張機器に接続するという方法だったので、本体に内蔵するという方向もあっていますし、海外向けと仕様を統一してコストを下げるというのも正しいでしょう。
ただ、気になるのは前モデルであるSCPH-18000に付属していたDVDリモコン、そしてゲームに必要なメモリカードさえ付属していないと言う点。それでいてオープン価格ながらPLAYSTATION.COMでの販売価格は38800円。定価が1000円さがって、付属品として3500円のものが付かなくなったって事は、実質2500円の値上げではないですか。
それに、去年の年末は、「DVDもリモコンで観られます~」なCMをばんばん流して、DVDプレイヤー化を促進するような事をしておきながら、今度はDVDリモコンを別売にして、「ちゃんとHD買ってゲームしてね」てな事を言っているようにしか見えないのですが、この迷走ぶりは一体どうしたことやら。最近鬼武者とか、WE5とか結構ゲームが売れている様なのですが、SCE自体がこういう状態では先が思いやられるかも。