SETI@Homeを試してみる

 今日は試しに、私のパソコンをSETI@Homeに参加させてみることにしました。これはいわゆるSETI(地球外生命探索プロジェクト)の一種で、プエルトリコに設置されている電波望遠鏡で受信したデータを処理する時に必要となる膨大な処理を、世界中に散らばっているインターネットに繋がったマシンで行ってもらおうというもの。2年間にわたって行われる予定のこの計画で、実際に宇宙人が見つかるかどうかってのは、その可能性はある…ってだけなんですけど、何にしても面白そうな計画であるのは確かです。

 基本的にスクリーンセーバーとして動作するので、マシンの空いた処理の間で実行される形になります。インターネットから1回に受け取るデータは約500KBほどで、それの処理が終わったら結果を送信して、再度データを受け取る形。実際のデータ処理にはかなりの時間が掛かり、今うちの環境(Pentium2/448MHz)で5時間ばかり動かしてみましたけど、ようやく18%終了したところです。家庭でやる場合だと、ある程度積極的に処理させるようにしないと、なかなか終わらないかも。会社などの常時電源の入ってるマシンで行うのが理想なんでしょう。今は、このためだけに電源を入れておくような形になってたりますし。

 それに、うちの環境だとスクリーンセーバーとしてしばらくは動くのですが、そのうち止まって真っ黒な画面のままになってしまいます。スクリーンセーバー中に動作するソフト(アンチウイルスなど)が動作した場合、そこで止まってしまうらしく、Norton SystemWorksが動いてしまうようで。常駐を解除してもダメだったんで、今は直接実行させて処理してます。

 なんだか意味の無い事のような気もしますけど、全世界で80万人がまだ見ぬ宇宙人に思いをはせてる(そんな大袈裟じゃないかも)んだし、私も微力ながら協力してみようかな。

 …あ、たった今無言電話が掛かってきた。わざわざ非通知にしてるって事は、確信犯だろうなぁ、まったく。

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