私がモーヲタであるという事をいう人もいますが、そのヲタっていう言葉の定義は一体何なんでしょうか。語源やら用法やらで諸説ありますが、1つ確かな事はこの名称は自分から名乗るのではなく、他人によって付けられる名称という事です。
また、「マニア」と「オタク」の違いも微妙。両方ともにそのジャンルで多くの知識を持っているという意味では同義なのですが、言葉の印象としては微妙に違います。
なので言葉遊びをするつもりはないのですが、私の個人的用法や印象で言うと、ある事柄について詳しい人を称する場合、その事柄というのが世間一般的(この言い方も微妙ですな)に蔑視の対象である場合に「オタク」という名称が使われる事が多いと思います。また、「マニア」という名称だと蔑視まではいかないのですが、詳し過ぎて変という意味も感じますから、どちらかというと悪い名称になるのかもしれません。
そういえば、以前私がWeb日記で「モーオタ」という書き方をすると、「”オタ”ではなく”ヲタ”なので」と言われた事があります。私としてはヲタという言葉はオタというのよりさらに蔑称だと感じていたのであえてその様に書いたのですが、蔑称であろうがなかろうがそう呼ばれる事にこだわりがあったという事なんでしょうか。
でも、これは所詮他人の評価。そう呼ばれたからと言って自分を貶める事は悲しいことですし、迎合する必要もありません。他人に認めてもらいたいというのなら話は別ですが、自分らしく生きてきた故にそう呼ばれているのなら、それはそれでありかと。