やっぱりね~という感じで東京めたりっく通信がソフトバンク傘下(つまりYahoo! BB)に入る事が決定。先日のの経営危機報道直後から話が進んだとはいえ、役員総入れ替えともなると事実上の吸収。東京めたりっく通信が行っていたバックボーンを増強した3Mbpsサービス・モニタ地域と今回のYahoo! BBのサービス開始区域が重なるって話もあったりして、「ここまでは出来レースか?」てな展開です。
すでに申し込みだけで20万人近いので一日で最大手に…てな報道も一部でされていますけど仮契約と実際の回線数を比較しても無意味なのに。フレッツADSLはともかく、eAccess、ACCA、J-DSLのユーザーは今後の動向が気になる様子で、ユーザーの集まる非公式板は何気に荒れ気味です。ガーネットの撤退もあったし、決して安泰ではありませんから。業界再編が進んでNTT v.s. SOFTBANKになるっていう極論も出たりして。速度や今までの悪行はともかく、会社としてはとりあえず安泰ですからね~>NTT。
これだけ流行りのADSLですから、今夏のパソコン新商品ではもれなく「ブロードバンド対応」~てな煽り文句がついています。実体は単にLANボードが装着されているだけなんですが。今更そんな事言ったって、数年前から電話局までは十分ブロードバンドでしたし、家庭内でも1000円足らずのLANカードを装着すればブロードバンド。要は電話局-家庭までのラスト1マイルが無かった訳で、いくら対応をうたった所で実際に恩恵に預かれるのは全体から見ればまだまだ一部。
数年前の「マルチメディア」といい、実体のない煽り文句は無意味なだけですな~。