購入動機
先日815E搭載のマザーボード、SE6を購入したのですが、それまで使っていたキーボード、BTC-7932MはUSB接続。これはWindows2000だと英語キーボードとして認識されてしまい、一癖あるキーボードなのですが、それ以前にBIOSの方でUSBキーボードを有効にしておかないと、一部のキーアサインが変になるという問題がありました。
そこで、このSE6でもUSBキーボードを有効にしていたのですが、この状態だとACPIが使えなくなり、その結果Windowsが起動不可になってしまうという不具合がありました。もちろんUSBキーボードを無効にすればWindowsは起動可ですが、上記の通りキーアサインが変になるのは相変わらず。
対策としてはいっそのことマザーボードを買い換えるという手もあったのですが、目当てのCUSL2は未だに見つけられず、当座をしのぐためにPS/2接続のキーボードを購入する事を思いつきました。日本橋でCUSL2を探しながら思いついたので、半分衝動買いですが。
そこで選んだのが、Microsoft Internet Keyboard Pro。「せっかくだから良いものを…」なんて選んだらこれになりました。店頭でホットキーを試して好印象を持ったってのもありますが。
操作感
レイアウトは通常の116キーボードですが、下には大型のパームレストが付いていて、上には19個のホットキーが装備されています。そのため、普通のキーボードより一回り大きいような感じがします。
個人的にはスペースキーが大きいのが使いやすいですね。最近のキーボードは周りに色々なキーが追加されて、スペースキーが徐々に小さくなってきていますから。
これを作っているのはWindows等でお馴染みのMicrosoft。ソフトウェアでは批判の対象になりやすい当社ですが、ハードウェアでは人間工学に基づいた製品を作るとして、高い評価を得ています。これの上位機種であるMicrosoft Natural Keyboard Proなんかは有名かな?。私はそこまで思い切れませんでしたが。
ホットキーは主にインターネット、メール、マルチメディアに別れていて、IEなどをこのキーを用いて操作することが出来ます。最近メーカー製PCだと、このようなホットキー付きキーボードは標準装備(「ボタン一つでインターネット」とか言ったりして)されていますけど、実際に使ってみると、まずまず便利ですね。マウスでの操作よりは直感的かも。
また、付属のIntelliType Proをインストールすることにより、メール、マイコンピュータ、電卓では使用するソフトをカスタマイズすることが出来ます。他はさておき、あえて電卓ってのはうまい着想かと。もちろんWindows2000正式対応です。
ただ、スリープキーもあって、スタンバイ状態に移行出来るのですが、時々押し間違ってビックリすることもあります。スタンバイ出来ないときはスクリーンセイバーが起動するので、問題はないのですが。これはホットキー全てに言えるのですが、無効に出来ないってのは、改善してもらいたいです。
私は、いつもWINAMPでMP3を聞きながらパソコンを使っているのですが、マルチメディアのホットキーでそのままWINAMPを操作出来ます。いつも最小化しているので、マウスで逐一操作するよりはすごく楽ちんです。
優先順位があるらしく、OS付属のメディアプレイヤーが同時に起動しているときはそちらが優先されますが、WINAMPだけを起動しておけば問題なし。個人的にはこれだけでも買う価値ありな製品です。
(2000/07/25)