やっぱり専用機かな

 今日ついに、前々から噂は出ていたマイクロソフトのコンシューマゲーム機、X-Boxついに発表されましたね。Xって頭文字についてるから、どうせ開発コードだろうと思っていたのですが、そのままの名前とは。つまり、DirectXのXのようで。しかも何ですか、このデモ機の形状は。あのまま出して欲しいなぁ(^^;

 発売は2001年秋で、いろいろついてるけど性能はPS2の2倍以上って所。面白いのは、どうやらCPUはAMDのAthlonって所。明言はしてませんけど、スペックを見る限りではそんな感じ。Wintelの蜜月も少しほころびてきたのかな?

 NTベースでDirectXを使うって事は、その頃のPCとは殆ど同じって事ですよね。おそらく移植も容易でしょうし、ひょっとしたらそのまま使えるかも。そう言う点を考えると、わざわざ買うかなって疑問はあります。確かにPS2と比べたら、こちらの方がいいかもしれませんけど、その頃のPCと比べると、X-Boxがこのままの性能で出てきたとしても、あまり魅力的とは思えません。

 やっぱりこのマシンってのは、現時点ではPS2などもコンシュマーゲーム機に対抗するための商品という感じで、それ以上のモノでは無いような気がします。あと、ゲーム機としての規格を統一して、ハードとソフトのアップグレードを簡単に出来るようにする、そういうモノへの準備段階というか。今でもWindowsで色々とやってはいるけど、まだまだ時間はかかりそうなので、それが完成するまでの繋ぎかな…と。もちろん、全てのゲームをWindows&DirectXに集めるという目的もあるでしょうし。

 やっぱり、今でもPCを買う人の大半が「インターネットとeメール」って目的で、その流れでWebアプライアンス(アプライアンスは『家庭用の小型器具』と言う意味で、家電と言う意味でも使われる)が今どんどん出てきているように、もう一つの目的であるPCゲームのために、このX-Boxの様なゲームアプライアンスが出てくるってのも分かるような。

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