早速インストール

 今日はWindows98の発売日。と言う訳で近所の電気屋が午前0時販売をするということだったので、行ってみることにしました。広澤も誘っていたのですが、連絡のためにいくら電話しても出なくて、仕事の帰りに自宅を強襲してみたら熟睡中(^^;。電話も鳴らない設定にしていたとかで結局行かないという事に。せっかく行った私の立場は…と言っても、これはこれで仕方ありません。それに広澤の家からだったら結構遠いんですよね。終電も無いから自転車ですし。

 それからさっさと買いに行って(その顛末はこちら)、家に帰って早速インストール。何度か固まったものの途中まで上手くいったのですが、完了したあたりで画面が真っ黒のままになってしまいます。ディスプレイの周波数はきちんと変わるのですが画面も出ません。リセットして再起動すると、ディスプレイアダプタが動作しないというエラーが。それに、SCSIカードのドライバがおかしいらしくてCDMOがシステムから見えていなくて、HDも16bitアクセスになってしまっています。最新ドライバをインストールしろとコメントがドライバ名についていたのでドライバを取りにインターネットに接続しようとすると、TAを認識していません。モデム自動認識できているのですが、TAは手動認識させてやらないとダメでした。これはAterm固有の症状だという話もあるんですけどね。

 そして新しいドライバをインストールして起動してやると、今度はWin98自体がきちんと起動しません。もう一度起動してやると何とか動いたんですけど、SCSIカードのプロパディを見ると「起動中にエラーが発生したのでこのドライバは使えません。」とのメッセージ。最新のに入れ替えろって言って、入れ替えたらエラーってどういう事?と思いましたが、インストール中に何度かフリーズしたのがまずかったのかなと思いつつ、いったん寝る事に。

 朝、起きてから再度挑戦。いったん以前のWin95に戻して再度インストールしてみたのですが結果は同じ。インストール時の失敗ではないとわかったので、いろいろ調べていたら、SCSIカードのIRQが何故か違っているのに気づきました。起動時のSCSI-BIOSの表示でSCSIカードのIRQは11だというのを覚えていたのですが、何故かシステム上では14になっています。これは動くわけ無いだろうと思って、ふと同じく異常の出ているビデオカードのIRQをみたら何と11…何で入れ替わってるの?と思いつつ、元に戻す事にしました。

 手動で設定が出来なかったので、Win98上でのIRQに合わせるためにBIOSの設定をいろいろいじってみました。PCIバス自体にIRQを割り振ったりしたのですが、そのたびにIRQがコロコロ変わります。どちらも全くWin98上とBIOS上のIRQがあいません。万策つき始めた頃にIRQステアリングのことを思い出しました。チップセットがMVP3なので別にドライバがいるんじゃないかと思っていたら、ちゃっかりドライバが用意されていてIRQステアリングが有効になっていました。このままではWin98がIRQを制御しています。エラーが出た時の回避方法もヘルプに出ていたので試したんですけど結局ダメ。そこで、IRQステアリングを無効にすると、ようやく普通に起動しました。つまり、これが原因だったわけですね。

 これに気づくのに何時間かかったでしょう。ようやくWin98のインストールが完了したのは、午後5時を回った頃でした。原因を突き止めるのに時間が掛かったとはいえ、さすがにこれはしんどい。やっぱり最初は難しいですね。

 他にもいくつか不具合はあるみたいなんですけど、それは次の機会に。

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