今日は中勤だったので、朝遅く起きたのですが、TVをつけるといきなり爆発音。ペルーの日本大使公邸に特殊部隊が突入した映像でした。
ついにやったか・・・というのが率直な感想です。72人も人質がいながら、一人しか死ななかったってのは奇跡ですね。あれだけ派手に爆発や銃声がしていましたから、かなりの犠牲者が出るだろうと思ったのですが。
それにしても、やはり用意周到に準備をしていたのですね。噂通りトンネルが何本も掘られていたそうですし、盗聴機や無線機、手紙の中の暗号とまさにサスペンス小説さながらです。ここまで準備できるところにペルー政府の、そしてフジモリ大統領のしたたかさを感じます。それだけテロが日常化しており、必要にせまられての事だったんでしょうけど。
まぁ、長期化してきて、MRTAの方にも気の緩みが出たのでしょう。突入時には室内でサッカーをしていたそうですし。長引かせて政府に妥協させようとしたのでしょうが、かえって政府に強攻策をとらせる結果になってしまったのですね。